現時点でANA陸マイラーが最も利用しているマイル移行ルート、それがソラチカルート。
ANAマイラーにとってなくてはならないこのルートが、なんと2019/12/27 15時をもって使えなくなる、というニュースが飛び込んできました。
このルートの入口にあたる、LINEポイントからメトロポイントへのポイント移行が廃止されるとのこと。その影響と対策をまとめてみました。
衝撃の「ソラチカルート廃止」
9/30に以下のアナウンスが発表されました。
ここでおさらいですが、各社のポイントからANAマイルに一番高いレートで交換できるのが、東京メトロのメトロポイントです。（ソラチカカードを持っていることが条件。交換レート90%）
そのメトロポイントにポイント移行できるのはLINEポイントだけだったのです。（ここも交換レート90%）
LINEポイントには各社のポイントを集約できる「Gポイント」から交換レート100%で移行できることから、90%×90%=81%のレートでマイルに移行できる最強ルートだったわけです。
ちなみにメトロポイントへの交換ルートは昨年2018年3月にもドットマネーからのルートも廃止されたので、数年おきにこのような事態が発生するようです。
12月27日までにしなければいけないことは？？
もし今、ANAマイルに移行しようと思っているLINEポイントがあるならば、12/27までにメトロポイントに移動しておきましょう。
メトロポイントの有効期限は、「毎年4月1日から翌年3月末日までの間に付与されたメトロポイントは、翌々年の3月末日まで有効」なので、2021/3/31まで使えることになります。
メトロポイントへ移行できる他社ポイントは？
今のところ、メトロポイントへの移行は、LINEポイントを除くとあとはJCBのOkiDkiプログラムだけなので、「無い」です。
ただし、昨年までのドットマネーや、その後のLINEポイントを考えると、どこかのポイントプログラムが絡んでくる可能性は否定できませんね。
ソラチカルート廃止後の最強ルートは？
ずばり「東急ポイントルート」です
このルートは2019年6月に開通しました。
昨年までソラチカルートを担っていたドットマネーが、メトロポイントに次ぐ交換レート（75%）を持つ東急ポイントへ移行ルートを開通させたのです。
これまで、東急ポイントが高レートでのマイル移行ができることは知られていたものの、東急ポイントへは、東急カードを使用することによるポイント加算以外には、ポイントを増やすルートが無かったのですが、昨年までのソラチカルートの立役者「ドットマネー」がそのルートをこじ開けてくれました。
しかも交換レートは100%！
つまり、これまでのソラチカルートの81%に次ぐ、75%でのマイル移行が可能ということになります。
さらに、移行上限も月10万ポイント（7.5万マイル）なので、メトロポイントの5倍。
さらには現在、色々なポイントサイトが「ドットマネーへのポイント移行加算キャンペーン」を開催しているので、実質的には75%以上のマイル移行が実現可能です。
ただ、ここでひとつ注意です。
東急ポイントが貯まる東急カードは何種類かありますが、ANAマイルへの75％の移行を実現できるのは、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」だけなので、他の東急カードを申し込まないようにしましょう。
そしてもちろん、カード申込にはポイントサイトを経由することを忘れずに。
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